2025年3月24日 / 最終更新日 : 2025年3月24日 bible-john にゃんこのバイブル第15回 遠くて近きもの 遠くて近きもの ●彼岸 「“ぼたもち”と“おはぎ”の違いは?」。安価な食材物色に没我する僕の嗅覚を誘う広告文。「ん、お彼岸セールかいな、はて、どう違うんや」と顎を突き出す。そう、遠近メガネ愛用者のそれと判る仕草。「ぼたも […]
2025年2月24日 / 最終更新日 : 2025年3月24日 bible-john にゃんこのバイブル第14回 明日に架ける橋 明日に架ける橋 ●倭建命 津市の我が草庵、時々来客がある。「三重県は修学旅行以来ですね」と仰って下さる方もいるが中には「三重県は初めてです」と平気な顔で宣う御仁。大抵は伊勢が三重県にあるとの認識が欠如している。松阪牛や伊 […]
2024年12月25日 / 最終更新日 : 2024年12月25日 bible-john にゃんこのバイブル第13回 今、甦る手紙 今、甦る手紙 ●代書屋 “出さない”人が40%超えたそうな。そらそや、ベルトコンベアー式で量産、規格化した年賀状、出すのも貰うのも、もう“終いや”いうのも頷ける。そういや山妻は我が老母の賀状書きに没我しとる。そんでええん […]
2024年11月25日 / 最終更新日 : 2024年11月25日 bible-john にゃんこのバイブル第12回 ソウルフード ソウルフード ●おせち 「何やっ、おせちのチラシかいな、ポイッ」。ポストから新聞を取り出すのが朝一の日課。広告は一瞥もせん、、、はずが、その日に限って鮮やかな色彩に視線が屈折した。やれやれ、一体いつ頃からおせちは“売物” […]
2024年10月18日 / 最終更新日 : 2024年10月18日 bible-john にゃんこのバイブル第11回 月と兎 月と兎 ●中秋の名月 ようやく芒が、と秋の足音が聴こえた時、中秋の名月はとっくに背後に遠ざかっていた。月を愛でるのも「今は昔」となった感がありますね。今回は「源氏物語」ではなく「今昔物語」から月と兎の話を紹介しましょう。 […]
2024年9月11日 / 最終更新日 : 2024年9月11日 bible-john にゃんこのバイブル第10回 傘 傘 ●絵巻に象徴された傘 「えらいこっちゃ、土砂降りや、傘あらへんがな」。初秋の篠突く雨、よく見る情景です。余計なもんは携行せん主義、出先で雨に遭うとホンマお手上げ。日本では一体、いつ頃から傘を使うようになったんやろか。 […]
2024年8月15日 / 最終更新日 : 2024年9月11日 bible-john にゃんこのバイブル第9回 目は心の窓 目は心の窓 ●鳴かぬ蛍 「おおっ、ホタルや」、夕暮れ時、散歩道を遮る仄光が宙を舞う。賑やかな花火もええけど無音の幽光漂う寂寥感も夏の風物詩や。 さて、“蛍”と言えば源氏物語、玉鬘求婚譚(第25 蛍)。五月雨(梅雨)の頃、 […]
2024年7月11日 / 最終更新日 : 2024年9月11日 bible-john にゃんこのバイブル第8回 天国からの階段 天国からの階段 ●宗教(レリギオ) “千紫万紅あじさい回廊”。⁈、薫るキャッチフレーズに誘われハンドルを握る。奈良県桜井市、長谷寺。近くではお目に掛かれない“紫陽花繚乱”がお出迎え、薄暑も和らぐ。名物の登廊、途中「古今集 […]
2024年6月8日 / 最終更新日 : 2024年9月11日 bible-john にゃんこのバイブル第7回 人形の家 人形の家 ●山で囲まれた鳥籠 「おもろな~いっ」、パチン。新年早々の拙宅での儀式。そう、例年「大河ドラマ」の観客席に腰を下ろすのも大寒まで、耐えきれずに離席。ところが、異変。「光る君へ」、今年は客席にまだ二人が残っている […]
2024年5月8日 / 最終更新日 : 2024年9月11日 bible-john にゃんこのバイブル第6回 ガラスの天井 ガラスの天井 ●貧富貴賤 「採れたてのキャベツ、食べへん?」。ほんの今まで裏庭に休眠しとった瑞々しいのが目の前にゴロン、不覚にも四角い顔がまあるくなった☺。途端、やっぱり休眠しとった脳に火が点いた。ヴォーン、エンジン全開 […]